港北区地域子育て支援拠点どろっぷ活動記録
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3/9に「伝えることからつながる」子育て支援〜震災から考えるつながりづくり〜という報告会が行われました。被災地からのメッセージとして、仙台の子育て支援センターの館長と石巻の子育てサークルのリーダーからの当日の話、今思っていること、私たち被災地以外の人へ期待すること、などが語られました。
全く情報がなかった震災直後から現在に至る過程のなかで、被災地以外からの支援があって成り立っている日常が語られました。支援あって成り立っている日常がもし支援がなくなってしまったらどうなってしまうのか、という不安があるそうです。私たちはそのことを受け止めこれからも継続してできることに取り組んでいくことを改めて決意しました。
石巻の子育てサークルの方は、震災後に生まれた赤ちゃんを連れての登壇でした。一緒にサークル活動をしていた仲間を失ったことで、妊娠中であっても、小さな赤ちゃんがいても、自分に何ができるか、何かやりたいと考えたそうです。
できるようになってから、子どもが大きくなってから、ではない、明日が必ず来るとは限らない、その想いから、途切れてしまったサークル活動を再び立ち上げて活動するようになったそうです。赤ちゃんを抱きながらとてもやわらかに語っていらっしゃったのですが、とても胸を打たれました。
あの日から１年が経ちました。
まだ１年、もう１年。
それぞれの場所で、各人が、様々な思いや気持ちを持って過ごした１年だったように思います。
まもなく３月１１日 １４時４６分１８秒。
あの日のあの時間を迎えます。
失われた限りなく尊い命に黙祷をささげるとともに、被災地の皆さんに、そして日々過ごしている私たちに「私たちは一人じゃない、みんなで支え合っていこう」という気持ちを確認しあいながら、あの時間を過ごしたいと思います。
どろっぷは、今日明日はお休みです。
１３日火曜日 １４：４６分。
ひろばにいるみんなで、黙祷をささげ、これからにつながる一時を過ごしましょう。
あらためて、失われた多くの命に哀悼の気持ちを捧げるとともに、被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。