港北区地域子育て支援拠点どろっぷ活動記録
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一日通して大荒れの天気でしたね。風も強いし、時々横なぐりの雨も降り・・・・それでも遊びに来てくれてありがとう〜。
「今だ!」と外を気にされながら、家を出てきた人だったり、どろっぷから帰っていったりしていたようです。でも、あっという間に天気が変わったりもしたので、晴れ間に「お、今が帰るチャンス!」と身支度してあわてて帰って行ったのに、すぐに大雨にになることもありました。ずぶ濡れにならなかったか心配です。
午前中は、来館者も少なく、静かなひろばでした。
まだ、鯉のぼりに手型を押していないというお友だちが多かったので、鯉のぼりを出してきてペタペタ押してみました。
年長のKくんは、手型をいくつもペタペタ押して、パパからは「おい〜、みんな1つだぞー」なんて言われていたけれど、Kくんも弟のTくんも、しっかり自分で名前を書いたら「お、すごい」って、パパもちょっと嬉しそう。
双子ちゃんのお兄ちゃんAくんは、自分の手型を押し終わったら、下の子のお手伝いをしていました。
赤ちゃんは足型を押しました。インク台の感触にちょっと顔をしかめたり、ギューッと押した時に泣いたりもしたけれど、無事にちっちゃいけれどしっかりと押せました。
いろいろな子どもたちやママ・パパの思いがこもった「2011年版鯉のぼり」。もうすぐ完成ですね!
午後も引き続きお天気は悪かったけれど、雨ゴート・長靴の完全装備でひろばに遊びに来てくれた方も多く、賑わっていました。
「外で遊びたーい」と窓越しにお庭を眺めている子どもも。「そうだよね、体を動かしたいよねー」と話していたら、高校生ボランティアのOくんとIくんが登場!
みんな待っていました〜とばかりに、わーっと寄ってきて、いつの間にか二人の周りには子どもたちがたくさん!電車の絵本を読んだり、滑り台で遊んだり・・・だんだんだんだん子どもたちのエンジンも全開になり、おふとんの上、子どもたちがたくさん乗って、Oくんにむかって「引っ張って〜」と叫んでいました。
いくら高校生とはいえ、子どもが10人以上乗った布団を動かすのは至難の業。「ちょっと無理〜」「ね、順番にするから、少し降りて〜」とOくんが言っても、子どもたちは「やーだー」とニコニコ、布団が動くのを待っています。あ、一人降りた〜と思ったら、おもちゃを持ってまた布団に乗りこみ、これってまさかの増量?!
その様子を見ていたママ達は「どうみても子ども全員で100キロ以上はあるよね」「無理かな」「いけるかな」「高校生でもギックリ腰になるかなぁ」と、ちょっと(なぜか)ひそひそっと話していました。
そのうちOくんは「一人じゃ無理だ!」と、Iくんに声をかけて二人がかりで布団を引っ張ったら・・・・・ようやく動きました!
思わずパパ・ママから「お〜やったー」と拍手がおこったほどでした。
その後もめいっぱい遊んでくれて、高校生二人は汗だくになっていました。
「おもしれー」「いっぱい本を読んだよー」「楽しかったー」と、笑顔で今日の感想を話してくれました。いやいや、本当に見事な遊びっぷりでした。
子ども達は言うまでもなくとっても楽しんでいました。でもね、楽しんでいるだけではなくて、おにいちゃんたちの手伝い(真似)をして箱を一生懸命押したり、片付けもしたりしていました。ね、ちょっとおにいちゃんっぽいことを、真似してやってみたいんだよねぇ〜〜〜。
子どもと「ただ遊ぶ」こと。「ただ、ひたすら遊んでくれる」存在がいること。
簡単そうなことだけれど、でもこんな風に、「ただ遊ぶ」「ひたすら遊ぶ」ことって、なかなか大人にはできなかったりもします。
子どもの「遊んで〜」という「ガチンコ」な気持ちに、体を使ってダイナミックに遊び、「ガチンコ」に応えてくれる・・・まさに、学生ボランティアの姿を今日まざまざと見せてもらったような気がしました。
Oくん、Iくん、ぜひまた遊びに来てね・・・・って、筋肉痛や腰痛になっていないことを祈っています。(若者は腰痛にはならないか〜)
お天気は悪かったけれど、めいっぱい遊んで、熱気ムンムンなどろっぷでした。