港北区災害ボランティア連絡会主催の視察バスツアーで、千葉県旭市に行ってきました。
ご存知の方も多いでしょうが、東日本大震災の大津波で13名の方が亡くなられ、今でも2名が行方不明となっている、首都圏で最大級の被害が出た場所です。
東北の被災報道が多かった中、なかなかマスコミにも取り上げられずにいた被災地が近県にあることから、ぜひ行ってみようという声があがり、今回の企画につながりました。
まずは出発風景です。
昼食後は「いいおか津波を語り継ぐ会」にて実際に津波に流されて命からがら助かった会長から、実体験に基づく貴重なお話を伺いました。
「自助自助自助そして共助共助」
「早目の避難を心がけること」
と熱く語られる会長。
どろっぷBOSAIクラブの「命を守る」「命をつなぐ」につながるなぁ〜と思いながら、お話しを伺っていました。
また大津波が到達した時間で止まったままの「忘れじの時計」を実際に拝見して、なんともいえない気持ちにもなりました。気持ちばかりですが、お花を捧げさせていただきました。
会長自らのご案内で、伺うことのでいた飯岡灯台。そこからは、それはそれは美しい海が見えました。
あの日ここに押し寄せた大津波。
自然は時に残酷、だけど素晴らしく、そして美しい。
そんな思いを抱きながらしばらくみんなで海を眺めていました。
かなり予定をオーバーしてしまいましたが、災ボラメンバーだけでなく区内各地区社協の皆様にも参加いただき交流もでき、有意義な一日となりました。お疲れ様でした。
追伸
タイトなスケジュールでも(いやタイトだったからか?)急に甘いものが食べたくなりソフトクリームタイムとなりました。
同じバスに乗って、同じものを見て、同じ話を伺って、同じ釜の飯(?)を食べて、同じソフトクリームを食べる・・・・こうやって、参加者の距離も縮まっていくんですね・・・・しかしおいしそうですね。