とある日。
まだ生まれて間もない赤ちゃん。
Nちゃんが「うわぁ〜」という感じに寄ってきてじーっとみつめている。
ひろばサポーターのRさんが「Nちゃん、だっこしてみる?」と抱っこの仕方を教えてくれた。
こわごわと、でもしっかりと赤ちゃんを抱っこするNちゃん。
その姿は小さなお母さんみたいだ。
Nちゃんが赤ちゃんを抱っこする様子を横で見ていた見ていたKくん。(しかもなぜか正座!)
ぼくも、ぼくも、だっこしてみたいよぉ・・・・
Kくん一人で抱っこするのはちょっとあぶない?でも、Rさんが手を添えてくれたので、Kくんも・・・・・ほら抱っこできた!
Kくん、緊張。でもちゃんと抱っこしている(つもり)。
弟がいるYくんは、いつもお世話しているのか、しっかりした手つきで抱っこ。ちょっとアニキっぽくて得意気だ。
別の日には、ベビーカーでスヤスヤと眠る赤ちゃんを、じーっと見つめたり、なでなでしている子ども達と、それを見守る母たちがいて、寒い中でもホンワカ〜、じんわり〜と暖かくなった。
こんな風に赤ちゃんを抱っこできたのも「あ、あぶない!」じゃなくて、一緒に手を添えてくれたRさんがいてくれたからこそ。
少しずつ大きくなって、新しく生まれた命を抱っこして、そしてきっとその子もまた少しずつ大きくなって、小さい子と遊んでいく・・・・・
「子どもが まん中 みんなで子育て」
きっとこういう風景のことをいうんだろうなぁ。
親子だけではなく、子どもだけでなく、親だけではなく、そこにはいろんな人がいっぱいいっぱい関わっている。
ね、行きつ戻りつしながら、みんなで歩いていこうね。