東日本大震災で大きな被害を受けた陸残高田市で、津浪到達ラインに桜を植えることで、二度とこんなことが起こらないように、大切な人を守るために・・・と活動をしている桜ライン311とうNPO法人があります。
「家族・友人をなくすという、こんな悔しい思いをもう誰にもしてほしくない」という思いを持って活動している姿を撮影し、桜に託す未来への希望を描いたドキュメンタリー映画「あの街に桜が咲けば」の上映会を高田地域ケアプラザ主催で開催することができました。
この日は、ちょうど100会場目、そして10000人動員となる記念すべき会となり、満席となるほどの方に観ていただくことができました。
どろっぷを運営しているNPO法人びーのびーのの一人のスタッフが、震災後に「何かしなくては」という強い思いに駆られて被災地でボランティア活動をしている中で
「おやこの広場きらりんきっず」スタッフとが偶然に出会い、活動場所は違っても、同じ「子育て支援」をしている仲間として共鳴したことが、多くの人をつなげてきました。
「びーのびーの」「どろっぷ」と「きらりんきっず」と「たかたんのおうち」
「陸前高田」と「港北区高田」
「高田」という同じ名前つながりで、港北区高田の人も「たかたん」も陸前高田市に足を運び、そこでも多くの「人」と「人」がさらにつながっています。
本日映画をご覧いただいた皆さんからは、様々な感想やメッセ―ジが寄せられました。
●地元の若い人たちが復興に向けて頑張っているのを見て、素晴らしい事だと感じました。
●桜をつないでいくというアイデア、実行する若い人たち。それを記録に撮られたこと、素晴らしいと思います。
●桜を通じて防災意識を高めることはとても良いことだと思います。
●ガンバレ、心の中に桜を。
●ラインをつないでいくことが心をつないでいくことにもつながりそうですよね!心から応援しています。
●今日は「知る」ということが出来て本当に良かったです。次は「行動」に移したいと思います。
人と人の偶然の出会いが陸前高田と港北区をつなげていったように、今回のこの映画上映会をきっかけに、また多くのいろいろなつながりがひろがっていくことを願っています。
心ばかりですが、東北にエールを、との思いからミニ物産展を同時開催しました。
工房めぐ海のおやき、神田葡萄園のマスカットサイダー、SAVETAKATAのリンゴジャム&ジュース、愛育会きらりの乾燥野菜・・・・どれもこれも美味しいものばかりです。お買い上げでの復興サポート、ありがとうございます!
映画上映会終了後の監督を囲んでの心づくしの昼食会。
高田地域の民生委員・主任児童委員ほかの皆さんによる手作りの炊き込みご飯と豚汁です。
素晴らしい映画を撮影し、全国での上映・講演を通して「防災・減災」への啓もうを続けておられる監督に心からのエールを送ります。